日本の鉄道旅行のお供 !全国の絶品「駅弁」ガイド

鉄道旅行に欠かせない楽しみの一つとして長年親しまれてきた「駅弁」。今回は、日本各地で人気の5つの駅弁をご紹介!
鉄道で移動しながら、旅先の味覚を手軽に楽しめる駅弁。駅弁ではその土地の名物や特産品を使った料理を味わうことができ、色とりどりに盛り付けられた見た目の美しさも、魅力のひとつだ。 今回の記事では、地域ごとにおススメの駅弁をピックアップしているので、ぜひ参考にしてみて。
■仙台「伊達の牛たん本舗 極厚芯たん弁当」 仙台・伊達藩は牛たんで有名。そんな仙台駅に訪れたなら「伊達の牛たん本舗 極厚芯たん弁当」がおすすめ。名物の牛たんを贅沢に使用し、柔らかな食感と濃厚な味わいが特徴になっている。

牛たんの中でも柔らかい部分「芯たん」が厚切りに。 「伊達の牛たん本舗 極厚芯たん弁当」/税込価格 ¥2,800
■東京「チキン弁当」 東京駅の定番駅弁として知られるのが、2024年10月で60周年を迎えたロングセラーの「チキン弁当」。鶏の唐揚げとトマト風味のケチャップライスの組み合わせが特徴で、子供から大人まで幅広い層に人気がある。ライスはしっかりとした味付けで、唐揚げとの相性が抜群だ。

写真は60周年限定パッケージのもの。 「チキン弁当」/税込価格 ¥900
■名古屋「コーチンわっぱめし」 名古屋旅行のお供には、名古屋駅で販売されている「コーチンわっぱめし」がおすすめ。日本有数の地鶏である名古屋コーチンを使用した贅沢な駅弁で、満腹感の高い一品。 木の板を曲げて作る日本の伝統工芸品の「曲げわっぱ」を模した弁当箱も可愛らしい。

鶏の出汁で炊き上げたご飯の上に、鶏をはじめ、さまざまなおかずが盛り付けられている。 「コーチンわっぱめし」/税込価格 ¥1,030
■京都 「京だし巻き玉子&国産牛肉と九条葱の薄焼き玉子サンドイッチ」 多種多様な駅弁のある京都だが、今回は「京だし巻き玉子&国産牛肉と九条葱の薄焼き玉子サンドイッチ」をご紹介。清水寺近くに飲食店を構える「つぶら乃」によるこだわりの駅弁で、京都駅直結のジェイアール京都伊勢丹で取り扱われている。味わい深いだしをふんだんに用いた、だし巻き卵のうまみが口いっぱいに広がる。
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九条ねぎや京都産の新鮮な卵など、地域ならではの食材を使用。 「京だし巻き玉子&国産牛肉と九条葱の薄焼き玉子サンドイッチ」/税込価格 ¥1,404
■福岡「かしわめし」 福岡で人気なのは、水炊きや焼き鳥など、鶏肉かしわを好んで食べる土地柄ということから生まれた東筑軒の「かしわめし」。鶏のスープで炊き込んだご飯に、鶏肉と錦糸玉子が絶妙に組み合わさり、冷めても美味しいのが特徴になっている。

100年以上にわたって作り続けられている。 「かしわめし(大)」/税込価格 ¥970
ちなみに、JR九州の折尾駅では、東筑軒による「立ち売り販売」を見ることができる。かつては全国各所で行われていたが、現在は大変めずらしい貴重な光景。「かしわめし」は博多駅などでも購入することが可能だが、機会があれば折尾駅で駅弁文化の歴史に触れてみるのも面白いだろう。

販売員が自作の歌や踊りで売り込みをする姿も乗客から喜ばれている。
鉄道に揺られながら駅弁を楽しむことは、日本の食文化を体験する一つの方法であり、旅の思い出作りにもぴったり。地域の魅力が詰まった駅弁をお供に、日本の旅を楽しんでみてはいかがだろうか。
■DATA 取扱店舗:店舗によって取扱商品が異なります。 また記載の料金についても異なる場合がございますので、詳細につきましては各店舗へお問い合わせください。 (2024年10月時点の情報です)




