昭和時代にタイムスリップ!お台場レトロミュージアムで体験する懐かしい日本の街並み

日本の“昭和時代”にタイムスリップできる体験型の博物館『お台場レトロミュージアム』が、東京・お台場に誕生した。ノスタルジックな世界観に浸れる注目の新スポットを紹介。
お台場レトロミュージアムは、昭和30年〜40年代の日本の街角が再現された体験型の博物館。昭和を知らない世代には新鮮な非日常を、また、昭和を知る世代にはあの頃の記憶がよみがえるようなモノや街並みが、所狭しと展示されている。


「お台場レトロミュージアム」の入り口。カラフルな看板が出迎えてくれる。
館内に足を踏み入れると、懐かしの丸型の赤い郵便ポストや緑色の公衆電話ボックスが設置され、現代の日本ではなかなか目にすることのできないレトロな風景が広がる。当時の人気歌手の楽曲がBGMとして流れ、音楽からも当時のムードを感じられる。

「台場の湯」と書かれた銭湯の入り口を再現。赤い郵便ポストが設置され、昭和の生活感が漂う。
館内には、木造の学校教室から昭和時代の小さな酒場まで幅広く展示されており、どれも忠実に再現されている。教室には木の机と黒板が並び、放課後の雰囲気が漂う。酒場ではジュークボックスから昭和の名曲が響き、ネオンサインが光る独特の世界観を味わえる。 昭和ならではの衣装も用意されているので、当時の気分に浸りながら写真を撮るのもいいだろう。

昭和時代の小学校教室を再現。木の机と椅子が並ぶ。
おもちゃ屋には、ブリキで作られたロボットや当時のキャラクター玩具が並び、電気店には分厚いブラウン管テレビなど、懐かしい家電製品が展示されている。




玩具店や電気店が軒を連ねる。昭和の日本ならではの街並みを再現。
この博物館の最大の特徴は「見て」「撮って」「遊んで」楽しめること。スマートフォンもインターネットもなかった時代の手作りの温かみや、物に宿る個性は現代のデジタル社会では感じられない魅力と言えよう。日本のアニメーション映画に登場するような懐かしい日本の風景を実際に歩いて体感できるのも、このミュージアムならではの魅力と言える。
館内にはオリジナルグッズを販売するショップも併設されており、昭和テイストなお土産も揃えることができる。



部屋や台所も再現。

レトロな看板が印象的な喫茶店の店構え。
お台場レトロミュージアムが位置するお台場は、実物大ガンダム立像やレインボーブリッジなどの近未来的な名所・建築で知られているが、昭和の世界にタイムトラベルできる今回の施設はひときわユニークな存在と言えるだろう。
お台場レトロミュージアムには、ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から徒歩約2分、りんかい線「東京テレポート駅」からは徒歩約5分でアクセスできる。日本の昭和文化に触れる貴重な機会として、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
■DATA お台場レトロミュージアム 住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ シーサイドモール4F 営業時間:平日11:00-20:00/土日祝11:00-21:00 ※営業時間は変更する場合がございますので、最新の情報は公式サイトよりご確認ください。 公式サイト:https://odaiba-retromuseum.tokyo.jp/ (2025年6月時点の情報です)
<関連記事>




