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CULTURE

約50万人が熱狂!日本の夏を盛り上げる「阿波おどり」を徳島へ見にいこう!

日本の夏祭りの中でも、毎年8月に開催される「阿波おどり」は、日本を代表する夏祭りの1つとして知られている。400年以上の歴史を持つこの伝統行事が人々を魅了する理由とは?

阿波おどりの正確な起源には諸説あるが、一般的には1580年代の「徳島城」完成を祝って、城下の人々に当時の城主が無礼講を許した踊りが、その発祥と言われている。

時代とともに洗練され独自の様式を確立した阿波おどりは、地域の人々の生活に深く根付き、世代を超えて受け継がれてきた。毎年8月11日の「オープニング THE・AWAODORI」から始まり、8月15日まで開催され、国内外から50万人以上の観光客が訪れる一大イベントとなっている。

「オープニング THE・AWAODORI」はショーアップされた豪華な阿波踊り。建物内で楽しめる。

阿波おどりの最大の特徴は、「ヤットサー! ア、ヤットヤット!」「エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイ」という歌い出しや、 「踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」といった掛け声と、それに合わせて三味線や太鼓などの和楽器で刻まれる2拍子のリズムにある。

​​踊り手による、右手と右足、左手と左足を交互に出す独特のステップも実にユニーク。振りが大きい「男踊り」としなやかな動きの「女踊り」が相まって最大限に祭りを盛り上げる。

独特のリズムを刻む阿波おどりの様子。

2023阿波おどり 8月12日

2023阿波おどり 8月13日

踊り手たちの衣装もユニークだ。 男踊りは「着流し」や「ゆかた」姿に頭に手拭い、足元は足袋をはくのが基本。女踊りには「編笠」をかぶり、色鮮やかな着物に黒い帯を締め下駄を履く。街中を練り歩く様子は圧巻。

阿波おどりを一目見ようと、国内外から約50万人が訪れる。

現地で日本の祭りの魅力に触れてみよう。

人々が楽しそうに踊る様子を見れば、きっとあなたも踊りたくなってくる。 「にわか連」と呼ばれるグループに混ざれば、プロによる踊り方のレクチャーを経て、阿波おどりの輪の中に飛び入り参加できる。あなたもトライしてみては?

開催地の徳島市中心部へのアクセスは、徳島阿波おどり空港からリムジンバスの利用がおすすめ。その独特のリズムと踊り手の華やかさ、熱狂的な雰囲気で、訪れる人々を魅了し続けている阿波おどり。 ぜひ徳島を訪れ、その魅力に触れてみてほしい。

■阿波おどり 日時:8月11日(日)~8月15日(木)(※選抜阿波おどり及び、有料・無料演舞場は12日から) 場所:徳島県徳島市 中心部 公式サイト:https://www.awaodorimirai.com/ オンラインチケット: https://ticket.pia.jp/piasp/prs/awaodori/awaodori24krsut.jsp (2024年7月時点の情報です)