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CULTURE

日本人はみんな、こんなオモチャで育った!?

ゲーム大国として知られる日本だが、昔ながらのオモチャも日本らしさが感じられ、興味深いものが多い。日本の子供たちが夢中になった伝統的なオモチャは見た目もユニークで、おみやげにも喜ばれること間違いなし!

昔からある日本のおもちゃは、自然豊かな日本らしく、木や竹、和紙を使った素朴で温かみのある質感が特徴。細やかな細工に加え、遊ぶにはちょっとしたコツが必要なものが多く、日本人の器用さを体感できるおすすめアイテムでもある。数ある伝統的なオモチャのなかから、遊ぶ楽しさはもちろん、見た目にインパクトがあり、おみやげにもおすすめできる代表的なおもちゃを2点ご紹介。

まずは、けん玉。けん玉パフォーマーは、海外でも人気が高く、ご存知の方も多いかもしれない。けん玉とは、糸がついた木のボールを先端の木の棒にはめたり、左右でサイズの違う皿にのせたりして遊ぶオモチャ。シンプルに思えるが、玉を高く投げたり、連続キャッチしたりするなど、さまざまな技を取り入れることができ、楽しみながら手先の器用さやバランス力を養うことができる。高度な技術を身につけると、アクロバティックな技を繰り出すことができ、ストリートのパフォーマンスとしても注目を集めている。

国民的オモチャとして認知されているけん玉だが、実は16世紀にフランスで生まれたもの。諸説あるけど、日本へは18世紀に伝わったと言われている。当時のけん玉は、玉を受けるのは「皿」ではなく、「コップ」に玉を入れる遊びだったようで、時代とともにこの現在のおなじみの形へ。あなたの国にも似たような遊びはある?

YouTubeやSNSで華麗な技が披露されているので、練習のお手本に。 線引剣玉 中/免税価格 ¥1,700

続いては、ユニークなフォルムが目を引く“だるま落とし”をご紹介。 だるまとは、インドから中国へ仏教を伝えた僧侶・達磨をモチーフに作られた人形で、願いや目標の達成を祈るお守りとして日本文化に根づいている。 だるま落としはその達磨をイメージしたおもちゃで、いくつかの積み木を重ね、いちばん上にだるまの顔が描かれたパーツを乗せたもの。 遊び方は、積み木の部分を叩いて抜いていき、顔の部分を最後まで倒さずに下まで落とすというもので、成功すれば、その年の災いを避けられるといわれ、縁起のいいお正月遊びとしても親しまれている。 一人で運試しとして挑戦するもよし、日本版ジェンガのように皆で楽しむもよし。カラフルで日本らしさを感じられるアイコニックな見た目は、お土産やオブジェとしてもおすすめだ。

どちらもFa-So-La AKIHABARAで取り扱っているので、日本文化を体験できるおみやげとして選んでみてはいかが?

(2023年7月時点の情報です)